2013年2月24日日曜日

シーズン前、最後の週末サッカー

・2月23日午前:診療の最後の患者さんは、サッカー選手の腰痛。腰痛は人類の85%が一生に一度は経験すると言われており、そのためか治療の考え方にも混乱も多く、特に10代の選手は分離症との関連もあり、「ベストの治療が何か? 」が選手で異なるので難しいですが、痛みが取れるために一番大切なことは「説明」と断言出来ます。
・23日午後:診療後は速攻で、万々FCのコーチングへ。さてさて今日は高学年を3チームに分け、各グループにコーチ1名がつきました。ゲームを行い、ゲームが終了の度にコーチングをして修正をかけるという練習です。3名のコーチの指導カラーが出て興味深かったですね。私のグループでは、「最終ラインの意識づけ」と、奪われないでアタッキングサードまで運ぶ「ポゼッション」を課題にしたのですが、少々難しかった?ようです。
・24日午前:南国高知FCのメディカルチェックへ。担当トレーナーの方だけでなく、ヘルプでさらに2名のトレーナーに手伝って頂きました。感謝です。毎度のことですが、アマでこんな良い環境でチェックをしているチームは日本の中でもなかなかないと思われます。
・24日午後:昨日に続き万々FCの指導。この日は3、4年生の指導です。課題は、「ターン」の意識と声かけ。さらには「動きだし」「オフザボールの動き」。なかなかサッカーセンスのある学年です!

いよいよ来週からは、Jリーグが開幕します。カターレの開幕戦は北九州ギラヴァンツで、この大切な試合に私はドクターとしてベンチ入りです。緊張しています。
4月は四国リーグが開幕。
J3の声を耳にしながら、さあサッカーのシーズンのスタートです。



あっ、そうそう。万々クリニックも頑張ります(笑)。


2013年1月20日日曜日

右足? それとも 左足? それが問題。

 今日の4種の指導は、うおーーーー!っと。卒業前の6年生、6人! この学年は私の娘が在籍していたときに一緒に指導した思い出に特に残る学年なのです。 
 テーマは、「右足にパスを出すか、左足に出すか?」「右足でコントロール(ファーストタッチ)するか、左足か?」。
 コーンをDFに見立てて四角パスをしたり、4対2でトレーニングしましたが、まずまずの出来だったと思いますよー。動物的感覚で出来ている選手も居ましたが、できれば中学に向かってロジカルに行ければですね。
 練習の合間に、「コーチ、リフティングのコツを教えて下さい。」とリフティングの苦手な選手が恥ずかしそうに声を掛けてくれました。トレセンなどの発展環境も大切ですが、このようなシーンの方が私は嬉しかったりします。

2012年12月31日月曜日

2012 ナショナルトレセンU12四国

 今年も12月22日〜24日まで、四国の小学5、6年生のサッカー選抜選手44名とトレセン合宿をしてきました。今年で4年目になりますが、私は合宿中に何をしているかと言うと、「合宿中の保健室の先生の役割」ですね。身体測定みたいなものもあるんです。
 いつも感じますが、今の子供たちはサッカーがうまい。また、協会も将来の代表選手の裾野を広げる目的もあり、指導もかなりハイレベルです。「ボールを取られないようにゴール前まで運ぶ。ボールを奪われたらすぐに奪い返す。そしてすぐに攻撃へ。」これを繰り返すことがすでに小学生高学年までに完成されていないとレベルの高いサッカーは難しくなります。



さて、嬉しいことが。合宿中は毎年ケガ人や病人が出ます。中には残念ながら、帰宅を余儀なくされる選手も居ます。今回、最終日の合宿終了直前の練習でケガをし動けなくなった選手の初期治療にあたりましたが、後日、嬉しいお礼の手紙が届きました。内容が素晴らしく、保護者や指導者の皆様も含めまして、この場を借りて感謝申し上げます。


2012年12月4日火曜日

筋痛で動けません!

年末の事務処理などの多忙に加え、2日続けての飲み会あり。翌日に小雨という絶悪のコンディションの中、久々にこの時期の6年生という高いレベルのサッカー選手と3対3のゲームなんぞをしたもんだから、49歳の老体は苦しくて苦しくて、死にそうでした。
案の定、今日の診療では下半身の筋肉痛がひどく跛行状態に。ちゃんとストレッチしないからだね。不摂生するからだね。
練習では6年生が動けない私にあきれ顔........。トホホ。選手に気を使ってもらう状況でした。でもうまくなったなあ、君たち。コーチはうれしかった。

2012年11月5日月曜日

週末サッカー(11/3〜4)

3日は高校サッカー準決勝の会場医事でした。1試合目の両チームのキャプテンは私がコーチをしている小学チームの出身選手で、私も指導をしていました。どちらが勝ってもうれしいし、悲しくもある状況でしたが、彼らは素晴らしい試合をしてくれました。両チームとも堂々と胸を張って欲しいと思います。中学、高校の指導者にも感謝です。
2試合目はいろいろと波乱があり、ある意味サッカーにありがちな結果となった試合で、両チームともクリニックで以前会ったことのある選手が数名いましたが、こちらも高校生らしい良い試合だったと思います。
試合が終了した後、高知駅から北九州へ出発し、Jリーグチームへの宿泊先へ。
















4日は、アウェイ最終節に帯同。13時キックオフ。
前からプレッシャーをかける良い試合運びで入り、ハードワークを意識した選手たちでしたが終了間際に失点。残念! 試合途中でGKが負傷し、ピッチで相手サポーターに野次られながら選手のチェックを行った私も特に緊張する試合となりました。
意見はあるでしょうが選手は頑張ったと思います。
このあと、最寄り駅でチームと別れ、帰路に着いたのです。帰宅は22時となりました。


2012年9月3日月曜日

2012年・夏のサッカー回顧

オリンピック審判(男子初戦):レッドカードを出すと、どうしてもバランスを取りがちなジャッジになってしまいますが、このスペイン戦のレフリーは退場を宣告した後も、強い意思を感じるジャッジでした。











8月18・19日:国体成年男子四国予選(於徳島)。土曜日に延長の末、勝利。日曜日に朝4時に出発し、徳島でチームに合流。地元の徳島選抜と決勝戦。気温が高い条件の中、GKの好セーブなどもあり、またしても延長の末に勝利。メンタルも強かったですね。岐阜国体の本戦出場を決めました。










8月22日:Jリーグ福岡戦に帯同。雷雨で1時間キックオフが遅れるという試合で、2度も先行しながらロスタイムに逆転負け。2−3。










8月26日:Jリーグ熊本戦に帯同。大観衆の中の試合でしたが、この日は惨敗。サッカー内容としては悪くなかったのですが。0−3。

9月02日:天皇杯本戦1回戦(高知会場)医事活動。高知県代表の高知大学とソニー仙台(JFL)の試合でした。試合入りは仙台が上回ったものの、後半は高知大学のポゼッションが上回りました。しかし、前半の1点が遠かった。残念です。

さて皆さんはどんな夏を過ごされましたか? 残暑が厳しいですが、お体をお大事に。

2012年7月27日金曜日

グラスゴーの「奇跡」ではなく「必然」

スペインが悪かったのではなく、戦術を90分貫いた日本が良かった(シュートの精度は別として(笑))。大事なのはモロッコ戦。酒井の足部は大丈夫か?